History-歴史

バティス・ヨギは、バティス女性センターという日本での出稼ぎ労働で苦しみ帰国したフィリピン人女性のニーズと心配に答えるためのNGOから派生した子ども・若者発達プログラムです。このプログラムの対象は、バティスセンターのクライアントの子どもであり、その多くが日本人男性とフィリピン人女性のハーフであるジャパニーズフィリピーノチルドレンと呼ばれるこどもたちです。彼らの法的認知や父親からの支援を促進する一方で、JFC(ジャパニーズフィリピーノチルドレン)が出稼ぎ労働者の子どもとして向き合わなければいけない問題を受け入れ、話し合う機会、彼らの権利を知ること、自己啓発活動をする機会を提供してきました。また、子供たちが助け合い、出稼ぎ労働者の子どもとして向き合う問題に取り組むのを支援するのも重要な活動です。

2000年にこのプログラムが主導して、プログラムを受けている子ども・若者がバティス・ヨギ(希望と刺激を与えるユースプログラム)を作りました。同じ年にこの組織は役員を立て規約条項を草案しました。

バティス・ヨギは積極的にメンバーを取り込み、彼らに力が付き、成長するにつれて現れる様々な困難を乗り越える準備をするための自己啓発活動を促進しています。

今日では、バティス・ヨギはフィリピンでもJFC問題においてリードする団体として認知されるようになりました。バティスはJFCと出稼ぎ労働者の子どもの声となり続け、若者にとっての希望とインスピレーションになっています。


JFCの子どもたち・サマーキャンプにて